小説 第一部    其の百十 怒りの魔神龍
        
魔神龍は神龍の力を使えなかった事に激しく動揺した。レードは魔神龍が狼狽する様子を観て笑みを浮かべながら、力を使えなかった理由を説明した。
「ここに来る前、お前は神龍の力を思っただけで使えると聞いていた。しかし、実際には聞いていた話と...      
                  
    
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